TOEICのリスニング問題を効率的に解く

リスニング攻略のために聴力に焦点を

若い学生などはTOEICよりも「英検」を勉強する傾向にある。英検はたしかに英語の基礎知識を蓄える上で重要な役割を握っているし、実際に英語力を要する仕事場では、面接の際に英検の有無を訊かれることも多い。しかし、基本的に企業が基準にするのは「TOEICの点数」であり、ほとんどの場合英検ではない。つまり、英検を取るくらいであればTOEICを取ったほうがいいのであるが、TOEICの点数というのは600点を超えるといきなり伸び悩んできたりするのである。ではどういった点で伸び悩むのかというと、ほとんどの場合「リスニング問題」で点数の伸びが止まってします。もちろんリーディング問題も一定のレベルを超えてくると、一気に難しくなってくるのであるが、リスニングの場合は本人の元々の聴覚の良さが影響してくる部分も多い。つまり、「単に単語を覚えて何回も英語を聞く」だけでは不足があるので、「聞き取るための聴力」に焦点を当てなければならないのだ。たとえばわたしたちは幼いころから日本語を耳にしていて、日本語の聞き取りには慣れているが、それは「発音」に慣れているということ以上に、「発音されたことの意味を理解しながら、瞬時に対応した経験があるから」ということが大きい。つまり、ただ聞くだけでなく「聴きながら考えて自分の言葉で返事をしていく」という練習が何より大事であり、その実践的な練習の繰り返しがリスニング問題を解くのに生きてくるのである。